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子供に働く姿を見せ、体験学習をさせよう!

公開日: 2023年05月28日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は子供の未来のために、親である僕たちは何ができるのか?についてお話ししたいと思います。

これまで日本では、義務教育でも高等教育でも、お金の教育が一切行われてきませんでした。

2022年4月から、高校の授業で金融教育が必修化されたそうですが、子供たちが将来社会に出て好きな仕事をしたり、夢を追いかけたり、お金に困らないような生活を送るためには、身近な存在である親が、もっと早いうちからお金の教育をするべきだと、僕は思っています。

しかし、親自身が経済的自由を手に入れたという実感がまだない場合、「自分は子供に教える資格がないのではないか・・・」と考えてしまう人もいるでしょう。

もちろん、子供たちに教える上では、親自身が経済的な自由を得て自分の人生を充実させている方が説得力はあるでしょう。

しかし、そうでないからといって、教えてはいけないということはありませんし、自分を卑下する必要もありません。

実際、子供たちは割とありのままの親を見ていて、親が一生懸命何かに取り組んでいる姿に憧れたりするのだと思います。

ですから、あなたが今お金持ちでなくても、これからお金持ちになる姿を見せられれば良いでしょうし、一緒に勉強してお金持ちになっていこう!ということでも良いと思います。

 

アパートの有難みを、身をもって教えた

ここで、僕自身の経験をお話ししましょう。

僕は30代後半で初めてアパートを購入しました。

当時は起業したばかりでお金もなく、まだ成功したとは言えない状況でしたが、毎週末に小学生の娘と息子をアパートの掃除に連れて行っていました

一緒に掃除をしたり、季節ごとの花をホームセンターで買って植え替えたり、散乱したチラシを片付けたり、粗大ごみをクリーンセンターに持っていったりすることもありました。

そのようなことをしながら子供たちに伝えたのは、

「若いうちは無駄遣いをせずに、お金を貯めてアパートを買うと毎月家賃が入ってくるようになり、住んでいる人は自分のお客様なので、きれいにしなければならない」

「そのお客様が君たちの学費を払ってくれているんだよ」


ということでした。

今では2人とも大学生になり、海外の大学に留学しています。

海外留学となると、かなり高額な学費がかかりますが、彼らはこのアパートが彼らの学費を支えてくれていることを理解しています。

たとえ僕に何かあったとしても、このアパートのおかげで学業を継続することができ、奨学金を借りて返済に苦労する必要がないことも理解しています。

 

子供たちに体験学習の機会を与える

話は変わりますが、僕はいまだに子供たちに体験学習の機会を与えています

現在、娘は大学のインターンシップ制度に参加するために、半年ほど休学しています。

今ちょうど一時帰国をしているのですが、そのインターンの会社に出社するまでに時間があったので、僕の会社の会議に参加してもらい、日頃お父さんがどんなことをやっているのかを見せたり、当社が運営しているグループホームの現場にボランティアで参加させたりもしました。

その時の感想を夕飯時に共有してもらい、僕が質問に答えたり、フィードバックを行ったりしています。

また、息子には大学が始まるまでの間に、不動産実務検定の1級を受講させることにしました。

息子は日本での教育を小学3年生までしか受けておらず、漢字が苦手で意味を理解できないこともあると思いますが、辞書を使えば解決できますので、日本語の勉強も兼ねてオンラインで受講させようと思っています。

また、試験も受けてもらいますが、合格するのは難しいかもしれません。

ちなみに、不動産実務検定の試験はパソコン上で行われるCBT(コンピュータベースドテスティング)形式の筆記試験です。

息子は大学でコンピューターサイエンスも学ぶ予定なので、ネット上で受ける試験の仕組みがどのようになっているのかを見せることで、役立つ情報を提供できるかなとも考えています。

 

小学生に実地で学ばせる大家さんも

また、J−REC(日本不動産コミュニティー)の仲間の中には、小学2年生の息子さんに不動産経営を学ばせている大家さんもいます。

毎年110万円ずつ子供に贈与をし、お年玉を貯金させ、その貯めたお金を使ってボロ物件を購入し、一緒にDIYを行っていて、なんと今では小学生ながらにしてクロスを張り替えることができるほど上手になっているそうです。

小学生でありながらすでに戸建てを3棟所有し、不動産業者を周って営業をさせたりもしていて、立派なランドセル大家さんとして活動しています。

このような感じで、子供に「勉強しなさい」と言うだけでなく、自分自身が頑張っている姿を見せたり一緒に何かをしたり、例えばDIYなどを現場で一緒に体験させたりすることが、一番の教育方法だと思います。

まずは、私たち大人が「こんな大人になりたい!」と思ってもらえるような姿を見せることが非常に重要です。

まだ成功したという実感がない方でも、そういう姿を見せることで、“有言実行”を達成するための原動力にもなると思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。


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