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趣味もビジネスも、成功の秘訣はすべて同じ。フロー状態に入れば、必ず成功できる
公開日: 2023年06月07日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「ビジネスの成功の秘訣」について、趣味の観点から考えてみようと思います。
僕は釣りが趣味なのですが、先日はキハダマグロを初めて狙って釣ることができました。
そこで改めてしみじみ感じたのは、「釣りもレースもビジネスも、成功の秘訣はすべて同じだ」ということです。
ビジネスでも趣味でもスポーツでも、応用が効きやすい内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!
フロー状態に入れば、必ず成功できる
ちなみに、僕のビジネス歴は約22年です。勤め人時代のキャリアを合わせると、約32年の社会人経験があります。
趣味の分野でも、釣りは30年、レースは15年間続けており、既にベテランの領域に差し掛かっているところです。
どれもこれも、良いこともあれば悪いこともありました。
さて、このように酸いも甘いも噛み分けてきた僕がただ1つ、皆さんに言えることとしては、「趣味だろうとビジネスだろうと、フロー状態に入れば必ず成功できる」ということです。
では、「フロー状態に入る」とは一体何なのでしょうか?これからお話していきます。
ビジネスで成功するケース
まずは、ビジネスで成功するケースについて考えてみましょう。
皆さんは、ビジネスで成功する秘訣といえば何を思い浮かべるでしょうか?
「アイデア」と答えた方、それももちろん正解です。
しかし、ビジネスのアイデアだけでは成功することはできません。
アイデア以外にも、参入するタイミング、施策を打って出るタイミング、資金力、人、運など、成功にはさまざまな要素が絡み合っています。
でも、一番の秘訣は「組織がフロー状態になること」だと僕は考えています。
これは一体どういうことでしょうか?
僕の定義では、「組織がフロー状態になること」とは、
“社員みんなが同じ使命と同じ目的を持ち、会社の進むべきベクトルと社員のベクトルが一致していること”
を言います。
そして、スタッフ全員が、上司や社長に何を言われるでもなく、無我夢中になって自ら仕事に取り組んでいる状態を指します。
上司から「早く帰れ!」と言われても帰らずに、もう仕事がしたくてしたくて仕方がない・・・このように、チームと個人の目的が一致していて、寝食を忘れて仕事に没頭できるような状態こそが、組織がフロー状態になっているということです。
組織がフロー状態になっているのなら、社長や上司の仕事は部下をバックアップすることだけです。こうなると、組織は一気に強くなります。
とはいえ、仕事では僕もそんなに簡単にフローに入ることはできません。
しかし、これまでのキャリアの中では、何回かフローを感じることはありました。
その時はものすごい力を発揮して、組織全体で成果をあげることができたものです。
スポーツだと、「ゾーンに入る」なんて言い方をすることがありますよね。
無我夢中で試合に臨んで、気付いた時には勝っているような状態です。
途中の試合経過を覚えていないんですよね。「フロー状態になる」というのは、これと似ているかもしれません。
趣味で成功するケース1(レース)
趣味の世界でも、これは同じことが言えます。
僕がずっと続けている、車のレースを例にあげましょう。
まず、レースは勝つことが目的ですから、会社を運営するよりもベクトルを一致させやすいですね。
レースで勝つためには、まずは良い車がないといけません。そのためには資金力が必要です。
ただし、仮に良い車があったとしても、それだけではレースに勝つことはできません。
その他に必要なのは、
・速く走れるようにセットアップするメカニックの力
・戦略を立ててチームをコントロールするエンジニアの力
・チームの食事、宿、送迎を手配するマネージャーの力
・腕の良いドライバー
などなど・・・こうした全ての要素が揃った時、初めてレースに勝てるわけですね。
こちらも、組織がフロー状態になっているという意味で、ビジネスと同じことが言えると思います。
趣味で成功するケース2(釣り)
また、マグロ釣りの世界でも一緒です。
記事の冒頭で、キハダマグロを初めて狙って釣ることができたというお話をさせていただきました。
では、なぜ僕がキハダマグロを釣ることができたのかというと、“マグロを釣る”という目的のために、3人のアングラー(釣り人)が集まって、それぞれの役割を担ってくれたからです。
そもそも、マグロは簡単に釣れるわけではありません。
まず、海峡に近づくことのできる船が必要です。
そして、海峡に着いたら、
・魚の場所をリサーチする魚探やレーダー
・鳥山(海鳥が海水面付近に大量に集まっている状態)を探すための質の良い双眼鏡
などが必要となります。
そして鳥山やナブラ(たくさんの小魚がピョンピョン飛び出している現象)を見つけたら、
・プレッシャーを与えずに船を近づける操船技術
・ナブラを打ち続けられるように風や潮を読んで、船を流す技術
などが必要です。
さらに、1人に魚がかかれば、他の人はサポートに回る必要がありますので、
・竿を腰にさすためのギンバルを装着
・銛(モリ)を突く
・ギャフ(釣れた魚をハリ先で引っ掛けて取り込むための釣具)をかける
魚が船の下に回ったら、
・船の位置取りを変える
・魚を船で追いかけてファイトをアシストする
魚をキャッチしたら、
・血抜きをする
などなど、どの場面においてもチームプレーが必要になってきます。
この“魚を釣る”という行為も、クルー全員の目的が共通していて、自分の最適な持ち場で「自分が何をすべきか」をわかっていて、何も言わずに自分の仕事をこなした結果、大物を釣ることができるわけなんですよね。
フローに入るためのリーダーの役目とは
では、こうしたフロー状態は、一体どうすれば作り出すことができるのでしょうか?
残念ながら、フロー状態を意図的に作り出そうと思っても、なかなか簡単に作り出すことはできません。
単純に給料をあげれば良いわけでもありませんし、社員をルールで縛ってガチガチに管理をしたとしても、それはやらされ仕事になってしまいます。
部下を上司が叱咤激励して指導するマネジメント方法は、むしろ今の時代、逆効果だったりします。
そんな中で、僕はリーダーとして2つの役目があると考えています。
まずは、ミッションを掲げるということ。
チームメンバー全員が、心の底からやりたいと思えるミッションを掲げることが重要です。
もう1つは、チームが思う存分力を発揮できるよう、働きやすい環境を整えることです。
例えば、ヒトモノカネを整えてサポートすることですね。
リーダーがこの2つの役目を果たした時、組織は大きく飛躍することができると思います。
くれぐれも「オレ様経営者」「お山の大将」にならないようにご注意ください!
まとめ
というわけで今回は、「趣味もビジネスも、成功の秘訣はすべて同じ。フロー状態に入れば、必ず成功できる」というテーマで解説をしてまいりました。
ビジネスでも趣味でもスポーツでも、応用が効きやすい内容だと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「ビジネスの成功の秘訣」について、趣味の観点から考えてみようと思います。
僕は釣りが趣味なのですが、先日はキハダマグロを初めて狙って釣ることができました。
そこで改めてしみじみ感じたのは、「釣りもレースもビジネスも、成功の秘訣はすべて同じだ」ということです。
ビジネスでも趣味でもスポーツでも、応用が効きやすい内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!
フロー状態に入れば、必ず成功できる
ちなみに、僕のビジネス歴は約22年です。勤め人時代のキャリアを合わせると、約32年の社会人経験があります。趣味の分野でも、釣りは30年、レースは15年間続けており、既にベテランの領域に差し掛かっているところです。
どれもこれも、良いこともあれば悪いこともありました。
さて、このように酸いも甘いも噛み分けてきた僕がただ1つ、皆さんに言えることとしては、「趣味だろうとビジネスだろうと、フロー状態に入れば必ず成功できる」ということです。
では、「フロー状態に入る」とは一体何なのでしょうか?これからお話していきます。
ビジネスで成功するケース
まずは、ビジネスで成功するケースについて考えてみましょう。
皆さんは、ビジネスで成功する秘訣といえば何を思い浮かべるでしょうか?
「アイデア」と答えた方、それももちろん正解です。
しかし、ビジネスのアイデアだけでは成功することはできません。
アイデア以外にも、参入するタイミング、施策を打って出るタイミング、資金力、人、運など、成功にはさまざまな要素が絡み合っています。
でも、一番の秘訣は「組織がフロー状態になること」だと僕は考えています。
これは一体どういうことでしょうか?
僕の定義では、「組織がフロー状態になること」とは、
“社員みんなが同じ使命と同じ目的を持ち、会社の進むべきベクトルと社員のベクトルが一致していること”
を言います。
そして、スタッフ全員が、上司や社長に何を言われるでもなく、無我夢中になって自ら仕事に取り組んでいる状態を指します。
上司から「早く帰れ!」と言われても帰らずに、もう仕事がしたくてしたくて仕方がない・・・このように、チームと個人の目的が一致していて、寝食を忘れて仕事に没頭できるような状態こそが、組織がフロー状態になっているということです。
組織がフロー状態になっているのなら、社長や上司の仕事は部下をバックアップすることだけです。こうなると、組織は一気に強くなります。
とはいえ、仕事では僕もそんなに簡単にフローに入ることはできません。
しかし、これまでのキャリアの中では、何回かフローを感じることはありました。
その時はものすごい力を発揮して、組織全体で成果をあげることができたものです。
スポーツだと、「ゾーンに入る」なんて言い方をすることがありますよね。
無我夢中で試合に臨んで、気付いた時には勝っているような状態です。
途中の試合経過を覚えていないんですよね。「フロー状態になる」というのは、これと似ているかもしれません。
趣味で成功するケース1(レース)
趣味の世界でも、これは同じことが言えます。
僕がずっと続けている、車のレースを例にあげましょう。
まず、レースは勝つことが目的ですから、会社を運営するよりもベクトルを一致させやすいですね。
レースで勝つためには、まずは良い車がないといけません。そのためには資金力が必要です。
ただし、仮に良い車があったとしても、それだけではレースに勝つことはできません。
その他に必要なのは、
・速く走れるようにセットアップするメカニックの力
・戦略を立ててチームをコントロールするエンジニアの力
・チームの食事、宿、送迎を手配するマネージャーの力
・腕の良いドライバー
などなど・・・こうした全ての要素が揃った時、初めてレースに勝てるわけですね。
こちらも、組織がフロー状態になっているという意味で、ビジネスと同じことが言えると思います。
趣味で成功するケース2(釣り)
また、マグロ釣りの世界でも一緒です。
記事の冒頭で、キハダマグロを初めて狙って釣ることができたというお話をさせていただきました。
では、なぜ僕がキハダマグロを釣ることができたのかというと、“マグロを釣る”という目的のために、3人のアングラー(釣り人)が集まって、それぞれの役割を担ってくれたからです。
そもそも、マグロは簡単に釣れるわけではありません。
まず、海峡に近づくことのできる船が必要です。
そして、海峡に着いたら、
・魚の場所をリサーチする魚探やレーダー
・鳥山(海鳥が海水面付近に大量に集まっている状態)を探すための質の良い双眼鏡
などが必要となります。
そして鳥山やナブラ(たくさんの小魚がピョンピョン飛び出している現象)を見つけたら、
・プレッシャーを与えずに船を近づける操船技術
・ナブラを打ち続けられるように風や潮を読んで、船を流す技術
などが必要です。
さらに、1人に魚がかかれば、他の人はサポートに回る必要がありますので、
・竿を腰にさすためのギンバルを装着
・銛(モリ)を突く
・ギャフ(釣れた魚をハリ先で引っ掛けて取り込むための釣具)をかける
魚が船の下に回ったら、
・船の位置取りを変える
・魚を船で追いかけてファイトをアシストする
魚をキャッチしたら、
・血抜きをする
などなど、どの場面においてもチームプレーが必要になってきます。
この“魚を釣る”という行為も、クルー全員の目的が共通していて、自分の最適な持ち場で「自分が何をすべきか」をわかっていて、何も言わずに自分の仕事をこなした結果、大物を釣ることができるわけなんですよね。
フローに入るためのリーダーの役目とは
では、こうしたフロー状態は、一体どうすれば作り出すことができるのでしょうか?残念ながら、フロー状態を意図的に作り出そうと思っても、なかなか簡単に作り出すことはできません。
単純に給料をあげれば良いわけでもありませんし、社員をルールで縛ってガチガチに管理をしたとしても、それはやらされ仕事になってしまいます。
部下を上司が叱咤激励して指導するマネジメント方法は、むしろ今の時代、逆効果だったりします。
そんな中で、僕はリーダーとして2つの役目があると考えています。
まずは、ミッションを掲げるということ。
チームメンバー全員が、心の底からやりたいと思えるミッションを掲げることが重要です。
もう1つは、チームが思う存分力を発揮できるよう、働きやすい環境を整えることです。
例えば、ヒトモノカネを整えてサポートすることですね。
リーダーがこの2つの役目を果たした時、組織は大きく飛躍することができると思います。
くれぐれも「オレ様経営者」「お山の大将」にならないようにご注意ください!
まとめ
というわけで今回は、「趣味もビジネスも、成功の秘訣はすべて同じ。フロー状態に入れば、必ず成功できる」というテーマで解説をしてまいりました。ビジネスでも趣味でもスポーツでも、応用が効きやすい内容だと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
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