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楽しみながら、ゆる~くFIREを実現!海外で話題のコーストFIREとは?
公開日: 2023年06月14日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、最近海外で話題になっている“コーストFIRE”についてお話しします。
日本でも“FIRE”という言葉が話題になって久しいですよね。
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」や「早期リタイア」を意味する言葉です。
人生のできるだけ早い段階で経済的自由を達成し、より良い人生を送ろうという考え方で、以前は“セミリタイヤ”と呼ばれていた概念が“FIRE”に置き換わり、投資をしている人の多くがFIRE達成を目指しているのではないでしょうか。
しかし、FIREを実現するためには、まずは徹底的な節約が必要です。
実際、FIRE達成のノウハウを教えている人々も、「最初は徹底的に節約し、株式や不動産投資を通じてFIREを実現する」という手法を紹介している人が多いです。
今を犠牲にして目指すFIREは幸せなのか?
一方で、FIREなどまったく意識することなく、旅行に行ったり、家や車を購入したり、外食を楽しんだり・・・今という瞬間を楽しんでいる人たちがいます。
そのような人々を横目にFIREを目指して節約に勤しむのは、現在の生活を“犠牲にしている”とも言えるかもしれません。
従来のFIREというのは、“現在の給料がなくなってもずっと生活できる状態”のことを言います。つまり、現在の給料を他の収入が上回っている状態を作ることで、いつでも仕事を辞められる、ということですね。
一方、今回ご紹介するコーストFIREとは、今を楽しみながらFIREを実現することを指すようです。
コーストFIREとは、“退職後に必要なお金をこれ以上貯め続ける必要がなくなる状態に到達すること”を言います。
例えば65歳の退職時に1億円の貯蓄がある状態を目指すといったことです。
そのため、30歳の時点で1億円を持っている必要はありません。
例えば、30歳までに2,000万円を貯めていれば、年利5%の複利で運用し続けると、35年後には1億円になることになります。
したがって、30歳までに2,000万円が貯まっていれば、コーストFIREを達成したと言えるでしょう。
もちろん、30歳で2,000万円を貯めても、その貯金を取り崩して生活することはできませんので、直ちに今の仕事を辞めることはできません。
従来の意味でのFIREは達成していないわけですが、30歳までに2,000万円が貯まっていれば、老後の資金をこれ以上心配する必要はなくなるということです。
コーストFIREのメリット
コーストFIREなら、通常のFIREを目指すときのように、ゴリゴリに節約してお金を貯める必要はありません。
上記の例のように、30歳までに2,000万円を貯めたあとは、家を買ったり、旅行に行ったり、周りの人と同じように外食を楽しむこともできます。
退職できるほどのお金持ちにはならなくても良いけど、それなりに贅沢をしながら、ゆるくゆるくFIREに向かっていきたいという方は、FIREに比べてハードルが低めなコーストFIREを目指すのもアリだと思います。
また、老後のお金の心配がなくなれば、給料が低くなってもストレスの少ない仕事に転職することもできますし、働き方の選択肢も増えます。
エベレストの登頂が完全FIREとするならば、コーストFIREは富士山に登頂したくらいのイメージかもしれません。
しかし、65歳までに1億円の運用益を達成するためには、やはりできるだけ若いうちに種銭を貯め、それを投資して増やしていく必要があります。
その種銭を貯めるまでは、徹底的に節約し、投資に取り組み、頑張らなければならない、ということには変わりないでしょう。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、最近海外で話題になっている“コーストFIRE”についてお話しします。
日本でも“FIRE”という言葉が話題になって久しいですよね。
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」や「早期リタイア」を意味する言葉です。
人生のできるだけ早い段階で経済的自由を達成し、より良い人生を送ろうという考え方で、以前は“セミリタイヤ”と呼ばれていた概念が“FIRE”に置き換わり、投資をしている人の多くがFIRE達成を目指しているのではないでしょうか。
しかし、FIREを実現するためには、まずは徹底的な節約が必要です。
実際、FIRE達成のノウハウを教えている人々も、「最初は徹底的に節約し、株式や不動産投資を通じてFIREを実現する」という手法を紹介している人が多いです。
今を犠牲にして目指すFIREは幸せなのか?
一方で、FIREなどまったく意識することなく、旅行に行ったり、家や車を購入したり、外食を楽しんだり・・・今という瞬間を楽しんでいる人たちがいます。そのような人々を横目にFIREを目指して節約に勤しむのは、現在の生活を“犠牲にしている”とも言えるかもしれません。
従来のFIREというのは、“現在の給料がなくなってもずっと生活できる状態”のことを言います。つまり、現在の給料を他の収入が上回っている状態を作ることで、いつでも仕事を辞められる、ということですね。
一方、今回ご紹介するコーストFIREとは、今を楽しみながらFIREを実現することを指すようです。
コーストFIREとは、“退職後に必要なお金をこれ以上貯め続ける必要がなくなる状態に到達すること”を言います。
例えば65歳の退職時に1億円の貯蓄がある状態を目指すといったことです。
そのため、30歳の時点で1億円を持っている必要はありません。
例えば、30歳までに2,000万円を貯めていれば、年利5%の複利で運用し続けると、35年後には1億円になることになります。
したがって、30歳までに2,000万円が貯まっていれば、コーストFIREを達成したと言えるでしょう。
もちろん、30歳で2,000万円を貯めても、その貯金を取り崩して生活することはできませんので、直ちに今の仕事を辞めることはできません。
従来の意味でのFIREは達成していないわけですが、30歳までに2,000万円が貯まっていれば、老後の資金をこれ以上心配する必要はなくなるということです。
コーストFIREのメリット
コーストFIREなら、通常のFIREを目指すときのように、ゴリゴリに節約してお金を貯める必要はありません。上記の例のように、30歳までに2,000万円を貯めたあとは、家を買ったり、旅行に行ったり、周りの人と同じように外食を楽しむこともできます。
退職できるほどのお金持ちにはならなくても良いけど、それなりに贅沢をしながら、ゆるくゆるくFIREに向かっていきたいという方は、FIREに比べてハードルが低めなコーストFIREを目指すのもアリだと思います。
また、老後のお金の心配がなくなれば、給料が低くなってもストレスの少ない仕事に転職することもできますし、働き方の選択肢も増えます。
エベレストの登頂が完全FIREとするならば、コーストFIREは富士山に登頂したくらいのイメージかもしれません。
しかし、65歳までに1億円の運用益を達成するためには、やはりできるだけ若いうちに種銭を貯め、それを投資して増やしていく必要があります。
その種銭を貯めるまでは、徹底的に節約し、投資に取り組み、頑張らなければならない、ということには変わりないでしょう。
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