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こんな大家さんは管理会社から嫌われる

公開日: 2023年06月15日

こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今回は「こんな大家さんは管理会社から嫌われる」というテーマについてお伝えします。

管理会社のスタッフも人間ですから、気持ちよく接してくれる大家さんには、力になりたいと思うものです。

常に他責にせず、ケチらず、即返事を返すことを心がけ、「ありがとう」と感謝の言葉を忘れなければ、きっと営業マンはあなたの力になってくれるはず。

 

こんな大家さんは嫌われる

空室対策で重要なのは、部屋をキレイにすることはもちろん、適切な家賃設定やポータルサイトでの広告戦略を持つこと等です。

しかし、実はもっとも重要なことは、不動産業者にあなたを「助けたい」と思ってもらうことなのです。

嫌いな大家さんの物件には、入居者を紹介したくないですし、毎回上から目線の横柄な態度でこき使われれば、誰もその大家さんと仕事をしたくなくなってしまいます。

早期に満室にするためには、あなたは業者から「好かれる大家さん」にならなければいけません。

そして、「この大家さんのためなら、ひと肌脱いでやろう!」と思ってもらえなければ、いくら客付けのテクニックを駆使しても、片手落ちになってしまいます。

そこで、今回は「こんな大家さんは嫌われる」というテーマで、どんな大家さんが嫌われて、どんな大家さんが好かれるのか?

具体的に紹介していきますので、管理業者とのコミュニケーション術を学んでいただきたいと思います。

 

嫌われる大家さんベスト6

 

1.決断が遅い


まず嫌われる大家さんで多いのが、決断が遅い人です。

高齢者、外国人からの申込が入ることもありますし、内見時に、セキュリティーの高い鍵に交換してくれれば契約するなどのオファーをもらうこともあります。

このような時にすぐに決断できなければ、入居希望者は他の物件へ行ってしまいます。

客付け営業マンは仲介手数料で商売をしていますから、決断が遅ければ彼らの収益化の機会をも奪ってしまうことになります。

とにかく事前に入居の基準を設けて即断即決が重要です。

 

2.責任転嫁をする


敷金精算のトラブルや入居者からのクレームを、すべて管理会社のせいだと一方的に決めつけて責任転嫁する大家さんも嫌われます。

あらゆる責任は大家さんにあるとの自覚が必要です。

 

3.柔軟に対応できない


入居の申込時によくあるのが、家賃の交渉です。

新規の入居時には賃料交渉は入るものと予め思っておいて柔軟に対応する必要があります。

また、緊急時のトラブル対応やちょっとした修繕でも、見積等の金額提示がないと決断できない人も嫌われます。

ちょっとした修繕なら、1万円以下であれば独断でやってしまって良い等、管理会社に裁量を与えることが大切です。

 

4.フォロー、追跡をしない


たとえば、別の客付け業者で入居者が決まったにも関わらず、そのことを他の客付け業者に報告せずほったらかしにしておく大家さんがいます。

まだ空室だと信じている業者はずっと無駄な営業をすることになりますので、こういう大家さんは確実に嫌われます。

もし、他業者で決まったとしても電話一本で連絡をするのではなく、菓子折りを持って店頭に行って挨拶をしたり、季節の節目でお中元、お歳暮などを持参して挨拶に行ったりして、密に関係構築をすることが重要です。

 

5.いちいちケチをつける


細かいリフォームの一つまでインターネットの格安情報と比較して、1円でも値切ろうとする大家さんは嫌われます。

毎回100円単位の端数を値切ったり、振込手数料を業者の負担として差し引いたりする大家さんも嫌われますので注意が必要です。

リフォームの出来なども、重箱のスミを突くがごとく、ちょっとした汚れや傷を見つけては嫌味を言ってくる大家さんがいますが、確実に嫌われますのでヤメましょう。

 

6.感謝の気持ちがない


人を見下したような物言いや態度で、何かを報告するたびにダメ出しをするのもヤメた方がいいでしょう。

常に感謝の気持ちが重要です。

「お金を出しているんだから、ちゃんとやるのは当然だろっ!」というような態度ばかりの大家さんでは、周りから誰もいなくなってしまうでしょう。

また、感謝の気持ちを持つだけなのと実際に口に出して感謝するのとではまったく違います。

「ありがとう。○○さんのおかげでいつも助かるよ」と言葉にしてみましょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?

1つは心当たりがある方もいたのではないでしょうか?

もちろん、業者さんも仕事なので、至らないところがあれば、ある程度厳しい言葉をかけられても仕方ありません。

しかし、必要以上の叱咤はむしろ逆効果で、失敗した時ほど「いいよ、いいよ、失敗は誰でもあること。気にしないで」と言われた方が、「次はちゃんと恩返ししなくちゃ」という心境になるものです。

空室対策はテクニック論だけでなく、こうして業者をやる気にさせることが、実は最も重要です。

まずは夏のお中元周りから実践してみてはいかがでしょうか?

きっと強力なパートナーとなってくれることと思います。


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