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世界で生きる決断をした10年前と現在の状況

公開日: 2023年06月26日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今回は「世界で生きる決断をした10年前と現在の状況」というテーマでお話をしていきます。

僕はマレーシアに移住して今年で10年目になりますが、今でもマレーシアを拠点として、日本や他の国を行き来しながら、様々なビジネスを展開しています。

そしてこの10年間、「ウラケンさんはなぜマレーシアに移住したのですか?」という質問を、かれこれ100回はされてきました。

実は、僕が移住した理由というのは、皆さんがよくイメージするような“節税目的”では決してありません

そもそも、節税目的であればシンガポールなど、より節税に優れた国に移住するはずです。

では、なぜ僕がマレーシアに移住したのか?というと、まずは子供の教育のため、そして、ウラケン自身が「海外でチャレンジをしてみたい!」と思ったからです。

そこで今回は、

・なぜ子供の教育とビジネスの両方を海外でやろうと思ったのか?
・10年後の今、子供たちと僕のビジネスはどうなっているのか?


についてお話ししていきます。ぜひ最後までご覧ください!

 

拠点として海外を選んだ経緯

まずは、なぜ自分の拠点を日本ではなく海外にしたのか?その経緯をお話ししましょう。

 

海外でビジネスを始めた理由


僕が旅行以外で海外へ行くようになったのは、2011年頃からです。

当時は、リーマンショックで世界中が大変だった時期でした。世界各国は景気の落ち込みを下支えするために、(コロナ対策のように)大規模な金融緩和を実施していました。

日本は当時、民主党政権だったのですが、日本だけが金融緩和を実行しなかったため、めちゃくちゃ円高になっていたんですよね。

僕はその時、「これは大変だ」と思い、外貨を定期的に購入するようになりました。そして、海外で不動産を買い始めました。

「このあと必ず民主党政権は倒れ、また自民党政権になる。そうしたら必ず金融緩和を始めるはずだから、為替は円安に振れて、徐々にインフレ基調になっていくはず・・・」

という思惑からでした。

つまり、自分の資産が円安によって失われていく、という危機感を抱いたんですよね。

当時も今もそうですが、資産運用ではきちんと外貨建て資産も組み入れないと、100ある資産を100で守ることができません。

資産を増やすよりも、まずは「守る」という意識が根底にありました

 

海外で子供の教育を始めた理由


そんなこんなで頻繁に海外を行き来するうちに、「子供たちに、海外のグローバルな教育を受けさせたい」という思いがどんどん強まっていきました。

海外には様々な人種・宗教・文化があります。

そして、お互いがそのことを受け入れた上で、英語を共通語としてコミュニケーションをとり、ビジネスをしています。

翻って日本はどうでしょうか?

今後、超高齢社会がますます進むことは明らかですし、国力が衰退していくことは、どう抗ってもほぼ確定事項です。

仮に日本で子供たちが勉強し、運よく有名大学を卒業して大企業に入れたとしても、国内でしか通用しない人になってしまう恐れがあります。

では、この時に必要な親の役目は一体何でしょうか。

それは、世の中がどのような状況になっても、自分たちで食べていくことができ、好きなことを思う存分楽しんでいくことができる環境(能力)を、子供たちに与えてあげるということです。

今の環境のせいで人生がダメになったり、食べるために嫌な仕事に就かないといけない・・・、子供にそんな人生を送らせないようにすることが、親の務めではないでしょうか。

海外で教育を受けて、世界中どこに行っても生きていけるようになれば、社会に出た時のフィールドは世界中に広がるのです。

 

移住から10年後、どんな結果になったか

以上が、僕が世界で生きる決断をした経緯でした。

では、マレーシアへの移住から10年後、僕と子供たちの人生はどうなったのでしょうか?

 

子供たちにグローバル教育を受けさせた結果


まず、当然のことながら、娘・息子の英語力はネイティブ並みになりました。

18歳の息子は、「ちょっと行ってくるわ」という感じで、ふらっと1人で海外にいくようになっています。

人種や文化、宗教、新興国のゆるさ、いい加減さ・・・これらを全て理解した上でコミュニケーションを取ることができるようになり、色々なものを吸収できるようになっています。

今や、彼らはどこに行っても生きていける状態です。

ただ、彼らはまだ、自分のやりたいことを見つけていません。

そこで、さらに視野を広げるために、現在は海外の大学に通っているところです(正確には、息子は今年の9月から通い始める段階です)。

 

ウラケンの海外ビジネス結果


一方で、僕のチャレンジはどうなったでしょうか。

世界を股にかけて・・・というのは大袈裟ですが、アジア、北米、ヨーロッパを行き来しているうちに、現地の知り合い・友人もたくさんできました。

英語でビジネスができるようになり、外貨も毎月稼げるようになりました。

つまり、日本以外で稼げるようになったんですよね。

10年前は想像していなかった自分になれた、というわけです。

そして、僕の読みどおり、現在は為替が思いっきり円安に振れています。この先はもっと円安になると思います。

しかし、僕はどんなに円安になろうとも、構わず海外に行くことができます。

円安とインフレのせいで海外での子供の教育費は高額になりましたが、全く問題なく支払えるようにもなりました。

 

コンフォートゾーンを抜け出そう

海外でのチャレンジにあたり、もちろん数多くの失敗もありました。

しかし、海外でビジネスをする上で、良い経験ができたことは間違いありません。

10年前に移住した当時は、家族全員が不安だらけで、子供は毎日泣いていました。

それでも、日本というコンフォートゾーンを抜け出し、みんなで抗い、立ち向かっていったからこそ進化できたと思っています。

現在、日本へのインバウンドは7割ほど戻ってきているそうですが、逆に日本からの出国数はというと、2019年の3割程度しか戻っていないそうです。

その理由はというと、インフレと円安の影響です。以前の予算では、海外にいけなくなってしまったんですよね。

実際、海外にいくと「めちゃくちゃ物価が高いな」と、ひしひし感じると思います。

このままでいくと、日本人はますます内にこもり、増加し続ける外国人を横目に日本を売るしかない未来が待っています。

これは、どうなっても確定している未来です。

確定した未来というのは、なかなか退屈だと思います。

少なくとも、若い人や子供たちには、広い視野を持ち、グローバルに活躍してほしいと願ってやみません。

そういう人は、色々な分野でコンフォートゾーンを飛び出す勇気を持ってもらいたいと思っています。

日本というコンフォートゾーンに引きこもっていれば、人生は楽かもしれません。しかし、皆さんはそんな退屈な人生でいいのでしょうか?

退屈な人生を送りたくないという方は、引き続き僕と一緒に勉強していきましょう!


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