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空き家活用の新発想に驚愕!空き家で〇〇を栽培することで、空き家問題を解決?
公開日: 2023年06月30日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「空き家活用の新発想に驚愕!空き家で〇〇を栽培することで、空き家問題を解決?」というテーマでお話をしていきます。
空き家の対処に悩んでいる方にとっては、目から鱗の内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!
年々深刻さを増す空き家問題。不要な実家を相続し、途方に暮れる子供世代が続出・・・
日本の空き家問題は、ご存知のとおり年々深刻になってきていますよね。
日本には、約850万戸の空き家があります。
少子高齢化の問題もあるのですが、根本的には家を建てすぎているのが要因です。
なぜここまで過剰に家が増えてしまったのかというと、一昔前に「新築神話」というものがあったからです。
「中古の物件は流通しにくく、安くなってしまう」ということで、政府が率先して新築神話を吹聴し、新築物件の購入を国民に推し進めてきました。その結果が、このザマです。
これからは、僕らの親世代の持ち家が子供に相続されていく時代です。
現在の日本の持ち家率は約4割と言われていますが、ということは、子供世代の約4割は、実家を相続したら活用に困ってしまう、ということです。
不要な実家を相続してしまったら、放置/管理/賃貸、いずれにしても費用がかかる・・・
多くの方にとって、実家の佇む場所といえば、高齢化が進展して若者がいなくなってしまった田舎ではないでしょうか?
そんな実家をそのまま放置してしまうと、さまざまな問題が発生します。
まず、自治体から「特定空き家」に指定されてしまいます。
そうすると、「住宅地として認めない」ということで、固定資産税の「住宅地の評価6分の1特例」から外されてしまいます。単純に、固定資産税が5~6倍に跳ね上がるということです。
そして、それでもなお空き家を放置すると、一体どうなってしまうでしょうか?
最悪の場合、「行政代執行」として、家を取り壊されてしまいます。そして、その取り壊し費用は、所有者に請求されます。
さらに最近、京都では「空き家新税」ができました。
2026年から、放置している空き家に対して課税する動きがあるんですよね。
ということでここまでのお話をまとめると、相続した実家を放置すると、お金がかかってしまう、ということです。
ただ、こうした空き家の管理について、最近は新たなサービスが登場しています。
ある程度の費用をかければ、「特定空き家」に指定されないようにすることは可能なのです。
ただし、そうしたサービスには結局、多額のコストがかかってきます。
では、「誰かに貸したら良いのではないか?」という話になりますが、誰かが住めるようにするためには結局のところリフォーム代がかかりますし、田舎の家では大した家賃も取れません。
そのため、結局は空き家のまま・・・ということになってしまうんですよね。
空き家で〇〇を栽培!?目から鱗の新発想とは!
ただ、そんな不要な実家を相続し、途方に暮れている子供世代の方々に朗報です。
お荷物の実家を活用する奇想天外のアイデアを、たまたま雑誌の記事で発見しました。今回はその方法をご紹介します。
それは、「空き家で何かを栽培する」というものです。
ビニールハウスの代用として、築古戸建でキクラゲ、発芽ニンニクを栽培
通常、「家を貸す」というのは、住居として賃貸することを考えますよね。
しかし、発想を転換し、「事業用に貸す」ことで大成功している人がいるそうです。
例えば、築古の戸建ての中で、キクラゲを栽培したり、発芽ニンニクを栽培したりして、それを販売している人がいるそうです。
こうした食物を栽培するには、通常は断熱性能の高いビニールハウスを作って栽培します。
しかし、ビニールハウスは建築コストがかなり高額で、1,000万円以上することも珍しくないそうなんですよね。しかも、台風がきたらすぐに飛ばされてしまいます。
保険でカバーする方法もありますが、すぐに壊れてしまうビニールハウスの保険料は高額なはずなので、コスパが悪そうです。
その点、古家というのは天災にも強いですし、断熱性能も高いので、キクラゲ、発芽ニンニクの栽培にはもってこいの環境だそうです。
居住用賃貸では難しい、昆虫の養殖もニーズあり
また、栽培だけには留まりません。
例えば、クワガタムシやカブトムシの養殖はかなり儲かることで有名です。
しかし、クワガタムシ、カブトムシの養殖は持ち家であれば可能ですが、賃貸ですとなかなかできません。隠れて養殖している人もいるかもしれませんが、基本的にはNGです。
また、ペット用の餌にゴキブリが必要な人もいますので、ゴキブリの養殖もかなり儲かるらしいです。
うちの管理会社にも、ペット用の爬虫類を買いたいという問い合わせがたまにあります。
「錦蛇は何メートルまでOKですか?」
「カメレオン、トカゲ類を飼いたいのですが・・・」
というようなものです。
こうしたニッチなマーケットは結構需要があり、借りられる物件も少ないので、家賃も高く取れると思います。
まとめ
というわけで、今回は「空き家活用の新発想に驚愕!空き家で〇〇を栽培することで、空き家問題を解決?」というテーマで解説をしてきました。
発想を切り替えれば、居住以外の用途で利用したい人を探せるということです。
僕は今、空き家を持っていないので実践ができないのですが、空き家でお困りの方がいたら、居住以外の用途で貸し出せないかどうか、ぜひ考えてみてください!
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「空き家活用の新発想に驚愕!空き家で〇〇を栽培することで、空き家問題を解決?」というテーマでお話をしていきます。
空き家の対処に悩んでいる方にとっては、目から鱗の内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!
年々深刻さを増す空き家問題。不要な実家を相続し、途方に暮れる子供世代が続出・・・
日本の空き家問題は、ご存知のとおり年々深刻になってきていますよね。日本には、約850万戸の空き家があります。
少子高齢化の問題もあるのですが、根本的には家を建てすぎているのが要因です。
なぜここまで過剰に家が増えてしまったのかというと、一昔前に「新築神話」というものがあったからです。
「中古の物件は流通しにくく、安くなってしまう」ということで、政府が率先して新築神話を吹聴し、新築物件の購入を国民に推し進めてきました。その結果が、このザマです。
これからは、僕らの親世代の持ち家が子供に相続されていく時代です。
現在の日本の持ち家率は約4割と言われていますが、ということは、子供世代の約4割は、実家を相続したら活用に困ってしまう、ということです。
不要な実家を相続してしまったら、放置/管理/賃貸、いずれにしても費用がかかる・・・
多くの方にとって、実家の佇む場所といえば、高齢化が進展して若者がいなくなってしまった田舎ではないでしょうか?
そんな実家をそのまま放置してしまうと、さまざまな問題が発生します。
まず、自治体から「特定空き家」に指定されてしまいます。
そうすると、「住宅地として認めない」ということで、固定資産税の「住宅地の評価6分の1特例」から外されてしまいます。単純に、固定資産税が5~6倍に跳ね上がるということです。
そして、それでもなお空き家を放置すると、一体どうなってしまうでしょうか?
最悪の場合、「行政代執行」として、家を取り壊されてしまいます。そして、その取り壊し費用は、所有者に請求されます。
さらに最近、京都では「空き家新税」ができました。
2026年から、放置している空き家に対して課税する動きがあるんですよね。
ということでここまでのお話をまとめると、相続した実家を放置すると、お金がかかってしまう、ということです。
ただ、こうした空き家の管理について、最近は新たなサービスが登場しています。
ある程度の費用をかければ、「特定空き家」に指定されないようにすることは可能なのです。
ただし、そうしたサービスには結局、多額のコストがかかってきます。
では、「誰かに貸したら良いのではないか?」という話になりますが、誰かが住めるようにするためには結局のところリフォーム代がかかりますし、田舎の家では大した家賃も取れません。
そのため、結局は空き家のまま・・・ということになってしまうんですよね。
空き家で〇〇を栽培!?目から鱗の新発想とは!
ただ、そんな不要な実家を相続し、途方に暮れている子供世代の方々に朗報です。お荷物の実家を活用する奇想天外のアイデアを、たまたま雑誌の記事で発見しました。今回はその方法をご紹介します。
それは、「空き家で何かを栽培する」というものです。
ビニールハウスの代用として、築古戸建でキクラゲ、発芽ニンニクを栽培
通常、「家を貸す」というのは、住居として賃貸することを考えますよね。
しかし、発想を転換し、「事業用に貸す」ことで大成功している人がいるそうです。
例えば、築古の戸建ての中で、キクラゲを栽培したり、発芽ニンニクを栽培したりして、それを販売している人がいるそうです。
こうした食物を栽培するには、通常は断熱性能の高いビニールハウスを作って栽培します。
しかし、ビニールハウスは建築コストがかなり高額で、1,000万円以上することも珍しくないそうなんですよね。しかも、台風がきたらすぐに飛ばされてしまいます。
保険でカバーする方法もありますが、すぐに壊れてしまうビニールハウスの保険料は高額なはずなので、コスパが悪そうです。
その点、古家というのは天災にも強いですし、断熱性能も高いので、キクラゲ、発芽ニンニクの栽培にはもってこいの環境だそうです。
居住用賃貸では難しい、昆虫の養殖もニーズあり
また、栽培だけには留まりません。
例えば、クワガタムシやカブトムシの養殖はかなり儲かることで有名です。
しかし、クワガタムシ、カブトムシの養殖は持ち家であれば可能ですが、賃貸ですとなかなかできません。隠れて養殖している人もいるかもしれませんが、基本的にはNGです。
また、ペット用の餌にゴキブリが必要な人もいますので、ゴキブリの養殖もかなり儲かるらしいです。
うちの管理会社にも、ペット用の爬虫類を買いたいという問い合わせがたまにあります。
「錦蛇は何メートルまでOKですか?」
「カメレオン、トカゲ類を飼いたいのですが・・・」
というようなものです。
こうしたニッチなマーケットは結構需要があり、借りられる物件も少ないので、家賃も高く取れると思います。
まとめ
というわけで、今回は「空き家活用の新発想に驚愕!空き家で〇〇を栽培することで、空き家問題を解決?」というテーマで解説をしてきました。発想を切り替えれば、居住以外の用途で利用したい人を探せるということです。
僕は今、空き家を持っていないので実践ができないのですが、空き家でお困りの方がいたら、居住以外の用途で貸し出せないかどうか、ぜひ考えてみてください!
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