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中華系投資家が日本の不動産を買う理由
公開日: 2023年09月11日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、テレビ番組「ガイアの夜明け」で、日本の不動産が外国人に買われているという話題が取り上げられました。
日本の不動産を外国人が購入するのは、今にはじまったことではありませんが、昔と比べてその状況はだいぶ変わってきています。
今日はこの点を踏まえつつ解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
日本の不動産が好まれる理由
最近、日本の不動産を購入しているのは特に中華系の人が多いようです。
その理由は、まずお金持ちの絶対数が多いこと、そして彼らが持っている資産の額は桁違いであることが挙げられます。
また、最近では恒大集団が経営破綻の危機に瀕しているという報道もあり、中国の不動産バブル崩壊の引き金になるとも言われています。
そこで、中国の富裕層たちは自身の資産を守るために、海外へ資産を逃がす動きを見せているわけです。
そして、日本のマンション価格は中国の主要都市に比べて約4割も安く、香港と比べれば6割安いこともあります。
さらに円安も相まって、外貨を持っている多くの外国人が日本の不動産市場に関心を寄せているということです。
日本は中国からも近く、安全で清潔な国ですし、観光名所や美味しい食べ物など、たくさんの魅力を備えています。
実際、「ガイアの夜明け」で紹介されていたある都内の中華系不動産業者は、月に40件もの契約をまとめているとのことでした。
中華系投資家の投資対象も変化しています
数年前までは、こういった中華系投資家たちは、タワーマンションや高級マンションばかりを購入しているイメージがありました。
しかし、最近はその投資対象が変化してきているようです。
最近は、収益物件を購入するケースが増えており、その中でもリノベーションされた築古物件を購入するケースが増えているそうです。
最近は僕のところにも、中華系の方から「日本で不動産投資をしたいので、勉強させてほしい」と問い合わせがくることもあります。
今後、このような中華系の投資はますます増えてくるでしょう。
ところで、中華系というのは中国、香港、台湾です。
中国では、国に資産を没収される可能性を考えて、富裕層が海外へ資産を逃しておくという動きが昔からあります。
香港も今は中国の支配下にあるため、同じように海外へ資産を移したいという動きがあります。
また、香港の不動産価格は日本の2.5倍ほどもするため、この円安を利用して日本に投資したいという思いもあるでしょう。
台湾の人々も、中国の脅威に備えて海外に資産を逃したいというニーズがあります。
ゆえに、中華系の富裕層は皆、海外にお金を逃したいと考えているのです。
このような観点から見ても、今後も日本の不動産はアジアマネーに買われていくでしょう。
これらの富裕層は、値上がり益(キャピタルゲイン)よりも安定した収益(インカムゲイン)が得られる物件を選んで購入しています。
しかし、彼らは日本での融資を受けられません。
現在、日本の不動産市場に投資しに来ている中華系の人々は、ほとんどがキャッシュで購入していると思います。
キャッシュで買えば円安のメリットも生かせますし、利回りが低くてもキャッシュフローが出るようになります。
中華系投資家と競合していかなければならない
僕たち築古物件が好きな投資家は、今後、このような人たちと戦っていかなければなりません。
彼らは現金で買いに来ることが多いですから、自己資金の少ない日本の投資家は買い負けてしまうこともあるでしょう。
一棟マンションや一棟アパートなど、利回りが出そうな築古物件は、今後ますます大変になると思います。
ただし、外国人投資家は、区分所有のマンションや築古の戸建てなど、チマチマした小規模物件には関心がなさそうです。
また、DIYをするのも難しいでしょうから、僕たち弱小投資家としては、今後も引き続き「築古×DIY物件」を検討することが確実な投資法だと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、テレビ番組「ガイアの夜明け」で、日本の不動産が外国人に買われているという話題が取り上げられました。
日本の不動産を外国人が購入するのは、今にはじまったことではありませんが、昔と比べてその状況はだいぶ変わってきています。
今日はこの点を踏まえつつ解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
日本の不動産が好まれる理由
最近、日本の不動産を購入しているのは特に中華系の人が多いようです。その理由は、まずお金持ちの絶対数が多いこと、そして彼らが持っている資産の額は桁違いであることが挙げられます。
また、最近では恒大集団が経営破綻の危機に瀕しているという報道もあり、中国の不動産バブル崩壊の引き金になるとも言われています。
そこで、中国の富裕層たちは自身の資産を守るために、海外へ資産を逃がす動きを見せているわけです。
そして、日本のマンション価格は中国の主要都市に比べて約4割も安く、香港と比べれば6割安いこともあります。
さらに円安も相まって、外貨を持っている多くの外国人が日本の不動産市場に関心を寄せているということです。
日本は中国からも近く、安全で清潔な国ですし、観光名所や美味しい食べ物など、たくさんの魅力を備えています。
実際、「ガイアの夜明け」で紹介されていたある都内の中華系不動産業者は、月に40件もの契約をまとめているとのことでした。
中華系投資家の投資対象も変化しています
数年前までは、こういった中華系投資家たちは、タワーマンションや高級マンションばかりを購入しているイメージがありました。しかし、最近はその投資対象が変化してきているようです。
最近は、収益物件を購入するケースが増えており、その中でもリノベーションされた築古物件を購入するケースが増えているそうです。
最近は僕のところにも、中華系の方から「日本で不動産投資をしたいので、勉強させてほしい」と問い合わせがくることもあります。
今後、このような中華系の投資はますます増えてくるでしょう。
ところで、中華系というのは中国、香港、台湾です。
中国では、国に資産を没収される可能性を考えて、富裕層が海外へ資産を逃しておくという動きが昔からあります。
香港も今は中国の支配下にあるため、同じように海外へ資産を移したいという動きがあります。
また、香港の不動産価格は日本の2.5倍ほどもするため、この円安を利用して日本に投資したいという思いもあるでしょう。
台湾の人々も、中国の脅威に備えて海外に資産を逃したいというニーズがあります。
ゆえに、中華系の富裕層は皆、海外にお金を逃したいと考えているのです。
このような観点から見ても、今後も日本の不動産はアジアマネーに買われていくでしょう。
これらの富裕層は、値上がり益(キャピタルゲイン)よりも安定した収益(インカムゲイン)が得られる物件を選んで購入しています。
しかし、彼らは日本での融資を受けられません。
現在、日本の不動産市場に投資しに来ている中華系の人々は、ほとんどがキャッシュで購入していると思います。
キャッシュで買えば円安のメリットも生かせますし、利回りが低くてもキャッシュフローが出るようになります。
中華系投資家と競合していかなければならない
僕たち築古物件が好きな投資家は、今後、このような人たちと戦っていかなければなりません。彼らは現金で買いに来ることが多いですから、自己資金の少ない日本の投資家は買い負けてしまうこともあるでしょう。
一棟マンションや一棟アパートなど、利回りが出そうな築古物件は、今後ますます大変になると思います。
ただし、外国人投資家は、区分所有のマンションや築古の戸建てなど、チマチマした小規模物件には関心がなさそうです。
また、DIYをするのも難しいでしょうから、僕たち弱小投資家としては、今後も引き続き「築古×DIY物件」を検討することが確実な投資法だと思います。
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