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不動産は子供に引き継がせるな!本当の親の務めとは?

公開日: 2023年05月06日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

先日のブログで、「不動産投資は親子で学びなさい」というお話をしたのですが、たくさんの反響をいただきました。

これから子供に不動産を引き継がせたいと考える大家さんだけでなく、親から不動産を引き継いだ2世大家さんからのコメントも多かったです。

また、親から「戸建てを買え」と言われてイヤイヤ買ったものの、10年後に振り返ってみると結果良かった・・・という感謝の声もありました。

とはいえ、不動産を引き継いでくれた親に“結果として”感謝している、というケースはあっても、親の想いを汲み取って、子供自身が“積極的に”不動産投資に取り組んでいる、というケースはやはり少ないようで、意思の疎通がうまくいかない・・・といった声も聞かれました。

そこで今日は、そんな方々のために僕の考えをご紹介したいと思います。

異論・反論はあると思いますが、決して皆さんに押し付けるものではありませんので、ぜひその辺りをご理解いただきながら、お読みいただければと思います。

 

ウラケンの考え:子供に不動産を引き継がせない

結論を言うと、アパート経営を積極的に手伝ったり、将来資産を引き継ぐための勉強をしたりしていない子供には、僕は不動産を引き継がせない方がいいと思っています。

このような考えは、地主系の大家さんには受け入れられないかもしれません。

何百年も代々受け継いできた不動産を、次の世代へ引き継がないという選択をするのはなかなか難しいでしょう。

しかし、僕のようにゼロから資産を作ってきた人というのは、一生懸命勉強して、自分の人生ゲームの中で資産を作ってきたわけです。

もちろん、「子供の教育費や子供が成人するまでの間の資金を安定して稼ぎたい」という目的で資産を作ろうという人はいると思いますが、最初から子供に“渡すために”資産を作ろうという人はあまりいないのではないかと思います。

 

親の務めは、子供たちが自分の人生を生きられるようにサポートすること

僕が考える親の務めとは、子供が自分の人生を生きられるようにサポートすることです。

そのためには、子供が興味を持ったことは全力で応援し、必要な教育(知識)を与えるだけでなく、資金も必要になってきます。

例えば、子供がプロ野球選手になりたいと言ったら、練習試合や遠征に行くための費用が必要になるでしょうし、道具も買ってあげなければなりません。

このように、子供が自分の人生を生きられる環境を整えてあげることで、子供は自分で人生を切り拓き、楽しむことができるようになると思います。

一方、そもそも子供が不動産に興味がないのに、突然引き継がされてしまった場合、せっかく自分の人生ゲームをスタートさせたのに、周りに担がれてゴールしてしまうようなものです。

自分の力でやりたかったことであるのに、周りから担がれて成功させられてしまった・・・というのは、子供にとって幸せなのでしょうか。

なので、僕は子供が望んでいないのであれば、無理して不動産を引き継がせる必要はないと思っています。

仮に、子供が引き継ぐことを望んだとしても、浦田家では「親の資産は当てにするな」といつも言っています。

この世で儲けたお金は、できる限りこの世で使って死んでいくのがルールだと僕は思っているので、子供たちには「僕が稼いだお金は僕がぜんぶ使い切る!」といつも言っています。

 

資産を引き継ぐ代わりに、僕がしていること

その代わり、子供たちには“最高の教育を与えるから、社会に出たら自分の力で生きていってね”と伝えています。

とはいえ、人間はいつ死ぬかわからないですし、長生きすれば多少の資産は残ってしまうと思います。

ですので、子供にはお金の知識はちゃんと教えておかないといけません

何の知識もなく資産を引き継いでしまうと、子供はボンクラになってしまいます。

その子供は良いかもしれませんが、その子供の子供、つまり僕の孫がさらに不幸になってしまうと思います。

とにかく、浦田家では「大学を卒業したら解散!」といつも言っています。

それまでは、最高の教育は受けさせるし、子供たちがその気になった時には、いつでもお金や不動産経営の知識を教えられるように、準備はしておきたいと考えています。


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